親しか知らない生の情報というものは、本人が元気なうちは
なかなか子供達にはわからず、
本人が亡くなってしまった時になって初めて
「元気なうちに聞いておけばよかった…」
と後悔してしまいます。
今日は、「親が元気なうちに必ず聞いておくべき
2つの情報」という事で、2~3分で読める程度に
書いていきます。
親が元気なうちに聞いておくべき理由
ある日、親が急に昏睡状態となって入院をしてしまう、
急に亡くなってしまう、などの事態となった時に
聞きたいけど後になって聞けない情報が
①親族付き合いに関する情報
②ご近所付き合いに関する情報
です。
現在の関係性などの情報だけでも親が元気なうちに
聞いておくと、いざとなっても家族が迷わず、
周りの方々と良好な関係を引き継ぐ事が出来ます。
親族付き合いに関する情報
まず、親族付き合いに関する情報を聞いていきます。
①一番仲の良い人物
いつも連絡を取り合っている兄弟や親族、
定期的に会っている親族の情報を聞きましょう。
②もしもの時に頼るべき人物
もしもの時に、一番先に連絡をすれば
力になってくれそうな頼りになる存在の
人物は誰なのかを聞いておきましょう。
③他界した親族の子供の連絡先
兄弟・姉妹・従妹などは本人が他界してしまった場合、
縁遠くなってしまいがちです。その方の息子さん、
娘さんなどの連絡先を聞いておきましょう。
④縁遠くしている人物
親族間で以前トラブルがあり、現在は縁遠くしている
人物はいないのかを聞いておきましょう。
知らないとまたトラブルになってしまいます。
ご近所付き合いに関する情報
2つ目はご近所付き合いに関する情報を聞いていきます。
①仲の良い人物
ご近所でいつも立ち話をしている様な親しい人物は
いるのかを聞いておくと、何かあった時に頼りに
なってくれそうです。
また、親の生前の生活ぶりも聞く事が出来ます。
②もしもの時に連絡すべき中心人物
町内会長さんや、地区の班長さんなど、
もしもの時に連絡をすれば地区の方々に周知
してくれそうな人物を聞いておきます。
③現在のご近所関連情報
現在の両隣、向かいのお宅など、関係性やトラブル
の有無などを詳しく聞いておきましょう。
④かかわらない方が良い人物
ご近所で問題視されている要注意人物はいませんか?
聞いておくとトラブルを事前に回避する事が出来るかも
しれません。
エンディングノートに書いておく
情報はエンディングノートにまとめていきましょう。
情報を聞きながら、わかりやすく「関係図」などを図にして
まとめていくと後で誰が見直してもわかりやすいです。
エンディングノートにはあまり書き入れる欄が
無いと思いますので、余白部分に書き入れる・用紙を挟み込む
など工夫をして一箇所にまとめておくと家族が見つけやすいですね。
まとめ
ポイント
・親が元気なうちに聞いておくべき理由
・親族付き合いに関する情報
・ご近所付き合いに関する情報
・エンディングノートに書いておく
今日は、「親が元気なうちに必ず聞いておくべき
2つの情報」という事で書いてきました。
親族の関係性を知っておくと、葬儀の時に
もめる事無く、協力してくれる人達も集まります。
また、実家が空き家になってしまっても、
ご近所の情報を知っておくと空き家管理をする際の
協力依頼などをスムーズに行う事が出来ます。
親と同居をずっとしてきた方にはあまり
ピンと来ないかもしれませんが、
遠方に住んでいる息子さん、娘さんからすると
とてもありがたく、重要な情報ですよね。
残された家族への思いやりとして今から書いておきましょうね。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!