友人に「生前整理」と「老前整理」との違いは?
と質問をすると「よくわからな~い」
という答えがすぐに返ってきます。
今日は「老前整理の言葉の意味や、40代・50代から
始めるメリット」について書いていきたいと思います。
「生前整理」と「老前整理」との違い
「生前整理」とは、
残された家族の為に迷惑をかけない様に行う整理のことです。
これに対して
「老前整理」とは、
年老いて体力や気力が衰えてしまう前に「自分の為」に行う整理のことです。
人生100年時代と言われる様になってきました。
「老前整理」とは、少しずつ自分の老いを感じながら自身を見つめ直し、
本当に必要な物だけに囲まれてイキイキと生活を
目指していく前向きな行動です。
40代・50代から「老前整理」を始めるメリット
では、40代・50代から「老前整理」をすると、
どんなメリットがあるのでしょうか?
①イキイキとした「第2の人生」のスタートを切る事が出来る
じっくりと自分に向き合い、これまでのしがらみなども
バッサリと断ち切る事が出来ます。
部屋がスッキリしたところで「好きなこと」、「やってみたいこと」
などをじっくり考えてみましょう!
イキイキとした第2の人生をスタートを切る事が出来る
のではないでしょうか?
②ケガや事故を未然に防ぐ事が出来る
内閣府の統計によると、高齢者の事故が起こる割合は、
・家庭内事故>交通事故
・(家庭内事故で亡くなる方は交通事故の2倍)
・事故の発生場所は「居室」が一番多い
なのだそうです。
ゴチャゴチャとした室内を片付けることによって
転倒によるケガや家庭内の事故を未然に防いでくれます。
③体力や気力が充実しているうちに行う事が出来る
60代・70代になってくると、家具などの重い物を持つという事が
体にとても負担をかける為、
生前整理は長期戦で行うことになります。
しかし、まだ40代・50代の現役世代であれば、
短期戦で行う事が出来ます。
また、若いうちなら根気のいる作業もしっかりと行う事が出来ます。
④自分が亡くなった後に家族への負担を減らす事が出来る
自分が亡くなった後も、残された家族が行う遺品整理をスムーズ
に出来るので、とても家族に感謝されます。
「老前整理」を進めていく方法
ここでは、「老前整理」を進めていく方法をお伝えします。
①「今使っているもの・使うもの」「使わない物」に分ける
基本的には分けていきますが、どうしても決める事が出来ない場合は
「一旦保留」などに分けてみると良いです。
②大きな家具などを中心に処分していく
まだ若いうちに家具・大きいものなどを動かし・処分していきましょう。
③思い切って処分する
どうしても「もったいないな」と思えるような
物なども思い切る判断が必要です。
もったいなくて捨てられない物ってありますよね!
迷っている時点で既に「不要な物」です。
思い切って誰かにあげるか、処分してしまいましょう。
「老前整理」を行う際の注意点
ここでは、「老前整理を行う際の注意点やポイント」を
書いていきます。
・完璧主義はNGです
・一日で終わらせようとしない
・物は高い所に置かず、「見える場所」「手の届く場所」に
収納をする様にする
・場合によっては生前整理などの業者さんに依頼をする
・どうしても捨てられない物は期限をつけて保管しておく
まとめ
ポイント
・「生前整理」と「老前整理」との違い
・40代・50代から「老前整理」を始めるメリット
・「老前整理」を進めていく方法
・「老前整理」を行う際の注意点
「老前整理」は、とてもポジティブで、
体の動く40代や50代の若いうちから始めると
メリットが一杯なのですね。
皆さんも是非明日から始めてみましょう!!
最後までお読みいただきましてありがとうございました!