子が親に「終活」を勧めても、色々な理由を付けて
なかなか思う様に親が取り組んでくれないという事はありませんか?
私の母もなかなかエンジンがかかってくれないのですが、
「子が親の為にやってあげられる事ってないのだろうか?」
とふと考えて
「実家でおひとりさま状態」である母の終活の為に、
最近私が実践していることを今日は書いていきたいと思います。
親が終活をすると結果として子世代も後で助かる
私が住んでいる東京から実家の静岡までは
3時間半ほどかかります。
時間的にも距離的にもあまり頻繁にいく事が出来ません。
しかも、現在は新型コロナの関係で、介護系施設で
働く母は「帰ってこないで~」と常に我々に言っています。
親の「終活」にこちらから口をはさんで良いのか
という事も考えましたが、
結果として、親にもしもの事態が起きた場合、
慌てて後悔するのは子世代である私達です。
その為にさり気なく、且つ確実に親の「終活」を
サポートをしていく必要があるのです。
子として親の「終活」の為に出来る事は3つ
子として親の「終活」の為にしてあげられる事は大きく分けて
3つあると考えます。
①実家にある不用品の整理・処分を手伝う
高齢者は、一人で重いモノを動かしたり、大きな家具などを処分
をしたりは出来ません。
実家に行った時には、親が普段動かせない大きいモノ・重いモノ
から手伝ってあげましょう。
実家を片付ける時には、自分が昔住んでいた時の不要品やゴミ等は
確実に片付けてあげる様にしましょう。
②介護施設・葬儀・お墓などの情報収集してあげる
実家に帰省する事が出来ない今は、インターネットで
介護施設・葬儀社・お墓などの情報を調べ、
パンフレットなどを取り寄せてあげると良いです。
年をとると細かい字を読むのが大変ですので、
代わりに読んであげて、内容やそれぞれの会社のプランの違いなどを
後日説明してあげると親に嫌な感じで受け取られず喜ばれます。
③緊急時の連絡簿を作成し、同じものを親と子で持っておく
急なケガや病気になって倒れてしまった場合の事を考えて、
「緊急連絡簿」を作っておきましょう。
・親族
・友人
・かかりつけの病院 担当医
・普段利用しているデイサービス
など
「緊急連絡簿」の作成をしたら、コピーをして親と子でそれぞれ持ち
わかりやすい場所へ貼っておきましょう。
注意すべき点・さり気ない親の「終活」への誘導法
子がサポート出来そうな事を挙げてきましたが、
そこには「注意すべき点」や「さり気ない誘導の仕方」が必要です。
①注意すべき点
・ダイレクトに「葬儀・お墓・相続」の話をするのは辞めましょう。
「早く死んでもらいたいのか!」と
怒ってしまう方も結構いらっしゃいます。
・親の意見や希望を尊重してあげましょう。
「終活」をするのは親自身ですので…。
②さり気ない親の「終活」への誘導法
親に「死」のネガティブなイメージを与えずに
さり気なく誘導する方法とは、
「子供がエンディングノートを2冊購入し、
親と一緒にノートを作りながら
親の意向を聞く、助言をする、進捗確認をする」
という事が自然で嫌味がなく、一番良いのではないでしょうか?
と私は考えています。
まとめ
ポイント
・親が終活をすると結果として子世代も後で助かる
・子として親の「終活」の為に出来る事は3つ
①実家にある不用品の整理・処分を手伝う
②介護施設・葬儀・お墓などの情報収集してあげる
③緊急時の連絡簿を作成し、同じものを親と子で持っておく
・注意すべき点・さり気ない親の「終活」への誘導法
①注意すべき点
②さり気ない親の「終活」への誘導法
親の「終活」を子が手伝うのは、遠方に住んでいると特に
大変ですよね。
ですが、やっておくと結果として子世代も後で助かります。
ただし、その時は親に対する言葉の使い方に注意し、
親の意見を尊重してあげる事が重要です。
そして、エンディングノートを親子で作りながら
子が進捗をコントロールしてあげましょう!
最後までお読みいただきましてありがとうございました!