最近はネットショッピングだけでなく、公共料金の支払いなど
クレジットカードの利用が当たり前の世の中になってきましたね。
複数枚所有している方が多いと思いますが、
亡くなった後は残された家族がクレジットカードを
解約しない限り自動的に支払いは止まりません。
今日はクレジットカードを中心に、サービスを解約しないと
どうなってしまうのかを2~3分で読める程度に書いていきたいと思います。
見落としがちなサービスの例
まず、残された家族では見つけにくいサービスの例を
ご紹介します。
①クレジットカードの年会費
日頃使っていないカードでも、毎年年会費を請求されます。
②スマートフォン利用料金から引き落とされる月額課金サービス
携帯電話の支払い明細などから探してみましょう。
③動画配信サイトなどのサブスクリプションサービス
預金通帳の記載、カードの支払情報、ログインIDやパスワード
などを探してみましょう。
④ネット銀行やネット証券
手帳などにログイン用のIDやパスワードがないか、
引き出し用の銀行カードはないかなどを探してみましょう。
死亡後にクレジットカード解約を放置すると起こる事
では、忙しいからと言ってクレジット解約を放置しておくと
どんな事が起こるのでしょうか?
①家族がカード会社に連絡を入れない限りカードは有効なまま継続される
銀行口座と同様に、家族が死亡の事実を報告して利用停止となります。
②年会費が毎年引き落とされ続ける
解約をしないと年会費は毎年引落され続けてしまいます。
③不正使用をされても気づけない
犯罪者によってカードが不正使用されると、通常はカード所有者に
電話連絡が入りますが、亡くなってしまうと連絡もわからず、
気づくことが出来ません。
④銀行口座が凍結されるとカードの支払いが出来ず滞納となってしまう
先に銀行口座の凍結や解約をしてしまうと、カードの支払いが出来ず
滞納した状態で延滞金なども膨らんだ形で家族が相続する事に
なってしまいます。
死亡後のクレジットカード解約手続き方法
ここでは、クレジットカードの解約手続きの流れを
簡単にご説明します。
①亡くなった方の遺品の中から所有していたクレジットカードを必死に探す
②カード払いをしているものをWeb、通帳、支払明細書などから探す
③カード会社に解約の連絡をする
※同じ要領で有料サービスなども解約をしていきましょう。
注意すべき3つのポイント
最後に注意すべき3つのポイントを挙げてみたいと思います。
①カードを解約してから銀行口座を解約しましょう
②解約時には分割などの残金を家族が一括清算しないといけません
③最近はカード支払明細書がWebなのでIDやパスワードが
わからなければ家族には全くわかりません。
まずはカード会社に電話をして残高などを確認し、
同時にカードの解約をするのがおススメです。
まとめ
ポイント ・見落としがちなサービスの例 ・死亡後にクレジットカード解約を放置すると起こる事 ・死亡後のクレジットカード解約手続き方法 ・注意すべき3つのポイント
クレジットカードや有料サービスは、残された家族が
解約をしない限り請求され続けます。
そうならない為に、生前にやっておきべき事は
以下の2つです。
①IDやパスワード、月額引落になっているサービス
などをわかる様にどこかにまとめて書いておく
(エンディングノートがベストです)。
②所有しているクレジットカード・口座・有料サービス
はないか、定期的に見直しをして不要な物は解約しておく。
以上がマネー関係のミニ終活情報でした。
世代に関係なく必要ですからまわりの人にも
教えてあげて下さいね!
最後までお読みいただきましてありがとうございました!