終活

親が元気なうちに「エンディングノート」へ必ず書いてもらうべき大事な事とは?

 

エンディングノートは元気なうちに書いておくべき

なのは皆さんおわかりだと思います。

 
市販されているエンディングノートの欄には

書き込むスペースが少ないにもかかわらず、 


「これって親が元気なうちに必ず書いて

もらった方が良いのでは?」

 
と私が思った、意外と重要なことについて

今日は2~3分で読める程度に書いてみたいと思います。 

 

  

アレルギーについての欄 

まずは、アレルギーについての欄です。

アレルギーは大きく3つに分かれます。 

 

・食べ物によるアレルギー 

小麦・甲殻類・卵白・蕎麦など

 
・花粉によるアレルギー 

スギ・ヒノキ・ブタクサなど

 
・環境によるアレルギー 

ハウスダスト・ダニ・猫・犬など 


 
まずはこの情報を書き出してみて、

 
①何によるアレルギーなのか 

②アレルギー症状の具体的な内容

③服用している薬の名前や留意点

など
 

以上の3点を表にしてまとめておくと良いです。 

 


 

食べ物の好き嫌いについての欄 

次に、食べ物の好き嫌いについての欄です。 


この項目を大きく書いてあるエンディングノート

は意外と少ないです。

 

①好きな食べ物 

②嫌い(苦手)な食べ物 


③好きな味付け 


④嫌い(苦手)な味付け 


必ず親がまだ元気で食欲の旺盛なうちに書いてもらいましょう。 
 
 
 

なぜこの2つが重要なのか? 

なぜ、「アレルギーについて」・「食べ物の好き嫌い」 

についての情報が重要なのでしょうか? 

 

①同居していないと親の情報は子にはわからない 

日頃から親と同居をしていないと、 

「アレルギー」「好きな食べ物」「苦手な食べ物」 


などは全くわかりません。


本人が書き記しておくしかないのですね。 



 

②高齢者施設に入所する時に聞かれる 

高齢者施設に入所する時にこれらの情報は 

必ず聞かれるはずです。 




栄養が偏ってしまわない様に苦手な食べ物は 


原型がわからない様に細かく調理してくれる 


所もあります。 

 

 

 ③認知症になった時にはもう聞く事は難しい 

認知症になってしまうともう本人に聞く事が 

出来なくなってしまいます。 

 



病院に入院・高齢者施設に入所などしても 

詳細な情報がわかっていないと、 


なぜ食事が進まないのか、


なぜ具合が悪くなってしまったのか

等がわからず施設の方が困ってしまいます。 

 
 
 

エンディングノートに欄を追加し記入しておく 

「アレルギー」「食べ物の好き嫌い」 

味付けの好き嫌い」などは、エンディングノートの 


『健康に関するページ』に追加で記入をしておきましょう。 

 

 

エンディングノートは亡くなってからの事だけに 

使うノートなのではなく、 


『充実して生きていく為のノート』でもあります。 

 

 

大切な情報はこのノートにひとまとめにしておきましょう。 

 
 

まとめ 

ポイント


・アレルギーについての欄
 


・食べ物の好き嫌いについての欄
 


・なぜこの2つが重要なのか?
 


・エンディングノートに欄を追加し記入しておく

 
今日は、 

「これって親が元気なうちにエンディングノートへ 


必ず書いてもらった方が良いのでは?」 


と私が思った重要な事について書いてきました。 

 

 

今まで遠方に住んでいた親が、ある日認知症になって 

施設に入所する事になっても、子供が知っている親の情報 


とはごくわずかなものです。 

 

今後面倒を看てもらう家族の為でもありますし、 

未来の自分の為でもありますので 

可能な限り多くの情報をエンディングノートに 

書き残しておきましょうね。 

 

息子さんや娘さんは、親子で話し合いながら記入をして 

もらいましょう! 

 

最後までお読みいただきましてありがとうございました! 

  • この記事を書いた人

小泉 寿洋

住まいの終活相続アドバイザー/賃貸経営コンサルタント/ 不動産業界歴約18年の経験を活かし、現在は不動産に強い終活の専門家として活動中。 所有資格:終活ガイド上級(1級)・エンディングノート認定講師・終活ガイド検定認定講師・終活カウンセラー1級・宅地建物取引士・遺品整理士・相続診断士・AFP・賃貸不動産経営管理士・他多数

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