皆さんは、エンディングノートと聞くと、
「高齢になった方が残された家族の為に必要事項を
記しておく為のノート」
だと思ってはいませんか?
実は、以下に挙げる項目を上手く活用すれば
『人生の棚卸しツール』として使えます。
今日はこの事について書いてみます。
エンディングノートにある「必要事項以外の項目 」
エンディングノートには、必要事項の欄の他に以下の項目が
作られているケースが多いです。
しかし、めんどくさい微妙な項目として
しっかりと書かない方もいらっしゃいます。
まずは基本的な項目から見ていきます。
①【自分の歴史】の欄
自分の子供頃~現在までの思い出やエピソードを
じっくりと思い出して書いてみましょう。
②【自分の訪れた国や県】 の欄
旅行や仕事で訪れた国や県を書き出してみましょう。
白地図に訪れた事がある場所を塗りつぶす事が可能な
ノートも売っています。
③【家系図】 の欄
まずは自分の家族から書いてみましょう。
わからない所は親・祖父母・親戚などに 聞いてみると良いです。
④【家族や友人へのメッセージ】
家族や友人へメッセージを書いてみましょう。
「必要事項以外の項目 」から出来る『人生の棚卸し』とは
あまり重要でないと思われがちな項目ですが、
時間をかけて思い出しながら書くとこんなメリットがあります。
しっかりと書いて以下の様に上手く使いましょう!
①【自分の歴史】をしっかり書くと…
・これまでの経験や思い出を時系列で振り返ることが出来る
・本、人、実体験などから得た教訓を思い出すことが出来る
・過去にしてしまった過ちを思い出すことが出来る
・過去に悔いを残した事を思い出すことが出来る
↓
まだ実現できていないこと
再度チャレンジをしてクリアしてみたいこと
などが次々と生まれてきます!
②【自分の訪れた国や県】をしっかり書くと…
まだ行ったことがない国や県がわかる
↓
これから行ってみたい場所や食べてみたい料理
などを決めて、
毎日をポジティブに生きていくことが出来ます!
③【家系図】をしっかり書くと…
・親が生きているうちに「自分の家族のルーツ」 がわかる
・先祖の意外な職業や信念などを聞く事もある
↓
将来、息子や娘の世代にも伝承することが出来ます
④【家族や友人へのメッセージ】へも繋がります
エンディングノートを書きながら、
これまでの家族との思い出・友人との出会い
などを具体的に思い出したはずです。
↓
・その一人一人への感謝の気持ち
・まだ伝えていない想い
などを書いてみましょう。
まとめ
ポイント ・エンディングノートにある「必要事項以外の項目 」 ・「必要事項以外の項目」から出来る『人生の棚卸し』とは
今日は、
「エンディングノートは『人生の棚卸しツール』として使える」
という事について書いてきました。
エンディングノートは上手く活用すれば
「高齢になった方が残された家族の為に必要事項を
記しておく為のノート」ではなく、
これからポジティブに生きていく為に必要な
『人生の棚卸しからやりたいことリスト
まで出来てしまうお役立ちツール!!』
になります。
「人生の棚卸し」を行えば
「あなたの今後本当にやりたいこと」
が見つけやすくなると思います。
いかがでしたか?
「エンディングノートは若いうちから始めるべきだ」
と思い始めてもらえましたか?
少しでも見方が変わっていただけたら嬉しいです!
最後までお読みいただきましてありがとうございました!