最近、テレビで高齢者が起こした自動車による死亡事故の件が
話題になっていました。
実は、今年の6月に私の母も車で自損事故を起こしました。
勤務先の駐車場で車を切り返そうとしたところ、
誤ってアクセルペダルを踏んでしまい、急発進をして
田んぼに落ちてしまったという内容でした。
幸いなことに、前方には誰もいなく母も無傷でしたが
車はメチャクチャでした。
母は「震えた…」といってLINEで写真をくれましたが、
私の方が震えてしまいました…。
車でないと職場までいけない場所に住んでいる為、
後日仕方がなくまた中古車を購入しましたが、
私の母は、地方の田舎で70歳後半の「おひとりさま」
という状況ですので、とても心配です。
今日は「親の運転免許自主返納」について
2~3分で読める程度に書いていきます。
運転免許の自主返納とは?
運転免許の自主返納(申請による免許取り消し)とは、
運転免許の有効期限内に本人の意思で返納する事を言います。
免許証は身分証明書としても使う事が多い為、
免許返納後5年以内に申請をすれば「運転経歴証明書」を
発行してくれます。
自主返納をする場合のメリット
免許の自主返納をすると、幾つかのメリットがあります。
①自分での運転による交通事故を起こす事がない
②車の燃料費・車検代・修理代がかからない
③車の保険代がかからない
④家族の心配が減る
返せる状況であれば、返納した方が良いですね。
自主返納の手続き方法と特典
ここでは、自主返納の手続き方法と
返納する際の特典をご紹介します。
①自主返納の手続き方法
自主返納の手続きは、管轄地域の警察署
もしくは運転免許センターで行う事が出来ます。
決して車を運転して行く事のない様にして下さいね…。
②特典は自治体ごとに違う
代表的な特典はこんな感じです。
・公共交通機関の割引
・デパートやスーパーなどの配送料の割引
・シニア電動カー、補聴器、眼鏡等の割引
・弁護士などへの相談料割引
などが多い様です。
特典の内容やサポート企業の数などは
自治体ごとに異なります。
ちなみに、
私が住んでいる「東京都」と
母の住んでいる「静岡県」を調べてみましたが、
(Googleで「運転免許自主返納 〇〇県」で探せます)
自主返納サポート企業・サポート店の数やサポート内容に
東京と大きく差があり、地方はメリットが少ないと感じました。
自主返納の問題点
免許自主返納の問題点ですが、地方に住んでいると
・近くに電車の駅がない
・バスが1時間に1本あるかないか
・近所にスーパーや病院がない
・勤務地まで通う事が出来ない
・自転車は転倒する危険がありもっと怖い
など、他にもいろいろあり、
「一家に一台」ではなく、「一人一台」車がないと
生活が出来ない状況です。
母の住んでいる町には「デマンド乗合タクシー」という
予約制の乗合タクシーもある様なのですが
(母が住んでいる地区はなんと使用可能区域外)、
事前登録が必要であったり、指定の場所で乗り降りをする
など、使い勝手が悪い様です。
地方での運転免許返納は、
「利便性」と「危険性」の狭間でとても悩みますね。
まとめ
ポイント
・運転免許の自主返納とは?
・自主返納をする場合のメリット
・自主返納の手続き方法と特典
・免許自主返納の問題点
今日は「運転免許返納」について
書いてきました。
親に「すぐに返納して!」と言いたいのですが、
色々な問題をクリアできず悩んでいる毎日です…。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!