皆さん、こんばんは!
葬儀社選びで失敗をしてしまい、後悔した経験のある方は多いと思います。
時間が全くないとても混乱している中で葬儀社を決めなければ
ならないので仕方がない事なのですが、出来るだけ失敗は避けたいものです。
今日は、「失敗しない葬儀社選びのポイント」について2~3分で
読める程度に書いていきます。
葬儀社選びでよくある失敗例
私がお客様から日頃よく聞く失敗例を挙げてみます。
① 葬儀社と依頼者との間で「葬儀費用」の捉え方が違った
依頼をする側は「葬儀費用」を葬儀にかかる総額だと思っていますが、
葬儀社は斎場・仕出し業者へ支払う費用を「実費」「立替」などと考え、
葬儀社自体に入る費用を「葬儀費用」と考えていますので
両者に食い違いが発生します。
② 飲食費用・返礼品費用などの追加料金が見積金額よりオーバーしてしまった
お通夜の後の「通夜ぶるまい」や返礼品費用、火葬場から戻った後の
「精進落とし」など、当日の人数増加によって見積金額と大きく
変わってきます。
③ 車両費用が基本プランよりもかなり高額になってしまった
寝台車・霊柩車・送迎用マイクロバスなどの料金です。
車種や走行距離によって葬儀社が独自に金額を決めます。
④ 必要以上に豪華で高額なプランになってしまった
祭壇・棺・お花などグレードによって大きく異なります。
グレードを上げると広告に掲載されているセット価格より
大幅に上回る事があります。
葬儀社を選ぶ前に確認しておくべきこと
葬儀社を選ぶ前にまず確認しておくべき事とは何でしょうか?
① 故人の宗派を確認し、葬儀の宗派をどうするか
無宗派だと思っていたら、実は宗派があった事を後で知った
という事もありますので親族等に確認をしましょう。
② 参列者の人数規模
どんな葬儀にするのか、参列者を何人呼ぶのかを決めましょう。
③ 葬儀費用の予算上限額
自分達が用意する事が出来る葬儀費用の上限額を決めておきましょう。
まずこの3つを確認しておくと後の段取りがスムーズになります。
葬儀社選びのポイントとは?
葬儀社選びのポイントとは「費用」と「サービス・スタッフの対応」です。各項目を確認してみましょう。
①費用
・葬儀費用が明確に提示されているか
・支払いの期日や方法に柔軟性があるか
・遺族の希望や条件に合ったプランを提案してくれるか
・生前見積もりや生前契約ができるか
・葬儀社の見積書が固定費用と変動費用(飲食費用・返礼品費用など)
に分けて作成している書面となっているか
・各品目が数十項目に及んでも「一式」という記載ではなく、
きちんと内訳が記載されているか
②サービス・スタッフの対応
・スタッフの対応が丁寧で信頼できそうか
・長年の経験と実績があるか
・低予算だからといって対応を変えないか
・ネットでの葬儀社の口コミ・評判は良いか
・契約を急かさない・押しが強い提案をしないか
・依頼者が葬儀費用の総額を予算化できるようにサポートしてくれるか
・取得をする為に豊富な実務経験が必要な「葬祭ディレクター」
の資格を持っている人がいるか
今のうちにしておくべき事とは?
①条件を揃えて複数社から見積もりをとり比較する
人数・グレードなどの条件を揃えて複数の会社から
見積もりをとって比較しましょう。
②家族でよく話し合い、あらかじめベストな葬儀社を選んでおく。
家族でよく話し合って「ここなら任せて安心」という
葬儀社を選んでおきましょう。
③可能であれば葬儀社と生前契約をしておく
可能であれば、残された家族の負担を減らす意味でも
生前契約をしておくとベストですね。
まとめ
ポイント
・葬儀社選びでよくある失敗例
・葬儀社選びをする前に確認しておくべきこと
・葬儀社選びのポイントとは?
・今のうちにしておくべきこととは?
今日は、
「失敗しない葬儀社選びのポイント」
について書いてきました。
病院で亡くなった場合に、霊安室などにいる事が出来るのは
ほんのわずかの時間です。
その時になって家族が忙しい中で悩んでしまうよりは、
事前に納得のいく葬儀社を自分と家族間で一緒に話し合っておくと
とても安心ですね。
大事な「終活」ですので是非やっておきましょう。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!