終活

エンディングノートを作成する際の秘訣とは?

 

先日は40代・50代の方向けに

「エンディングノートのイメージアップ作戦」

という記事で、

エンディングノートの便利な点についてを書きましたが、

40代・50代向け『エンディングノートのイメージアップ作戦』

 


まずは自分が書いてみないと親に教える事が出来ませんよね!

そこで、

本日は『エンディングノート作成の秘訣』について

書いてみたいと思います。

 

 

エンディングノートはどれを選んだら良いの?

 

よく聞かれるのは「エンディングノートはどれを選んだらよいのですか?」

という質問です。

書く人の状況や使用目的によって変わってきます。

 

・シンプルで薄い

・幅広く項目をカバーしている

・相続項目が充実している

・葬儀項目が充実している

・家族へのメッセージが充実している

・自分史が作れる

・備忘録的な要素が充実している

・終活の資格を運営している団体のもの

 

などです。

ぱっと見は同じ様に見えますが、内容は様々ありますね。

 

「表紙がカワイイ♡」

というだけの理由で購入してもモチベーションが上がるので

最初の1冊目としては良いかもしれません。

 

ネット上にある口コミやレビューなども参考にしながら

自分に合った物を購入しましょう!

 

 

 

 

エンディングノートに記載されている項目

 

さて、一般的なエンディングノートに共通して書かれている

項目にはどの様な事が記載されているのでしょうか?

 

①自分のことについて

 基本情報

 SNS・デジタル遺品について

 家系図

 自分年表

 楽しかった思い出

 旅行などで行った所や行ってみたい所

 挑戦してみたい事

 

②身体・健康のことについて

 健康状態

 介護・看護について

 病気の告知・延命治療

 ペットの世話について

 

③財産・保険のことについて

 財産・有価証券について

 不動産について

 年金・その他財産について

 保険について

 遺言について

 

④葬儀とお墓について

 葬儀について

 お墓について

 友人やお世話になった人の連絡先

 

⑤家族へのメッセージ

 家族との思い出

 家族への感謝のメッセージ

 

基本的には以上の様な項目となっています。

書くべき項目が多くてちょっと心配ですね。

 

 

エンディングノートを作成する際の基本的な考え方

 

しっかりと書けるのか不安になってしまった方も

いると思いますが、ご安心下さい。

 

エンディングノートを作成する際の秘訣とは、

『ゆるく始めること』です。

 

気合を入れて最初のページから書く必要はありません。

 

作成をする際の基本的な考え方はこんな感じです。

 

①どこから書き始めても良い

 一番後ろの項目から書き始めても構いません。

 まずは目次をさっと眺めてみて、書けるページから

 書き始めましょう。

 

②全部書かなくてもいい

 全て埋めなければいけないという事はありません。

 半分以上空白でもOKです。

 とにかく気楽に書いてみて下さい!

 

③記載する事項は家族と普段から話し合っておく

 「この項目はノートに書いておいたよ~」という家族への報告とか、

 「この項目はノートに書いておいて欲しい!」という家族からの

 注文など、普段から家族の方と内容について明るく話し合って

 おきましょう。

 

 基本的にはこんな感じです。

 気負いせず気楽に作成しましょう!

 

 

 

エンディングノートを作成する際の注意点

 

ノートを作成する際には、いくつか注意点があります。

 

①ノートの存在と場所は家族に伝えておく

 せっかく書いたノートも家族に見てもらえなければ

 意味がありません。

 ノートの存在と、保管してある場所は家族に伝えておきましょう。

 

②エンディングノートに法的効力はない

 エンディングノートに法的効力はありません

 相続がらみの事は法律の様式に従って「遺言書」を作成しましょう。

 

③パスワードや暗証番号などは別の所に保管する

 パスワードや暗証番号などは、金庫の中や鍵付きの

 引き出しの中などが良いと思います。

 保管してある場所は家族に教えておきましょう。

 

④毎年書き直してブラッシュアップする

 ノートの項目にある状況、内容、家族へ伝えておきたい事などは

 毎年変わってきます。

 「お正月」や、「誕生日」など

 記念日や新たな志を考える日などに毎年書き換える様にしましょう。

 

⑤「記入した日」を必ず記載する

 今年の想いなのか、昨年の想いなのか、いつのパスワードなのかなど

 わからなくなってしまいますので、作成した日は忘れず記入しましょう。

 

 

まとめ

ポイント

・エンディングノートはどれを選んだら良いの?

・エンディングノートに記載されている項目

・エンディングノートを作成する際の基本的な考え方

・エンディングノートを作成する際の注意点


いかがでしたでしょうか?

今回はエンディングノートに関する基本的な事を書いてきました。

 

これなら何とか始める事が出来そうな気がしてきましたよね!

ゆるく頑張ってみて下さい!!

 

最後までお読みいただきましてありがとうございました!

  • この記事を書いた人

小泉 寿洋

住まいの終活相続アドバイザー/賃貸経営コンサルタント/ 不動産業界歴約18年の経験を活かし、現在は不動産に強い終活の専門家として活動中。 所有資格:終活ガイド上級(1級)・エンディングノート認定講師・終活ガイド検定認定講師・終活カウンセラー1級・宅地建物取引士・遺品整理士・相続診断士・AFP・賃貸不動産経営管理士・他多数

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